一遍上人について

一遍上人について

宗祖 一遍上人

延応元年(1239)~正応2年(1289)

宗祖 一遍上人

一遍は、伊予の豪族出身で河野通広の第二子として延応元(1239)年に生まれました。
幼い頃に母を亡くした一遍は父の勧めをきっかけに出家し、浄土門を学びました。
「南無阿弥陀佛」と記した念仏札を配る賦算(ふさん)を行いながら、全国を行脚〈遊行(ゆぎょう)という〉し、
各地で盆踊りの起源ともいわれる踊り念仏を広めたことでも知られています。
51歳で生涯を終える正応2(1289)年までの約16年間全国各地を遊行し、
その「一処不住」の生き方や考え方から「捨聖(すてひじり)」「遊行上人」とも呼ばれ、人々から尊崇されました。

一遍上人の生涯

一遍上人堂

宝厳寺では総本山清浄光寺(遊行寺)宝物館館長監修のもと、
「国宝一遍聖絵」の中から一遍の生涯、愛媛に所縁のある場面の複製を特別展示しております。